設立から
AIM Brew LAB.誕生まで
株式会社エイムを設立したのは2015年。
ただ、その決断はもっと前から始まっていました。
2012年頃にかつて勤めていた広告代理店に戻り、WEB関連の事業部を立ち上げようと動きました。WEBの可能性を信じていたからです。けれど、組織の中で新しい事業を育てる難しさも知りました。
構想は思うようには進まない。それでも、その挑戦は無駄ではありませんでした。今も当時の社長や社員の皆さんとは良い関係が続いています。
「やるなら、自分でやろう。」
そうして2015年、株式会社エイムを設立しました。
株式会社エイムの会社概要や設立以降の沿革はこちらのページをご覧ください。
西湖への移転という決断
会社設立後はWEBサイト制作を本格化しドローン事業も開始。
映像や写真も内製化しつくる会社として体制を整えていきました。
ただ、下請け案件も多く、お客様の顔を見ないままWEBサイトだけを制作する仕事も少なくありませんでした。そんな中、2017年に拠点を富士河口湖町西湖へ移します。
理由はひとつではありません。
- 設立当初からお世話になっていた地元の税理士事務所との縁。
- キャンプで訪れた西湖、樹海に沈む夕陽の美しさ。
- そして正直に言えば、いつか老後にこの場所でビールや珈琲に関わる店をやりたいという思い。
東京で戦い続けるより、この静かな湖のそばで自分の人生を設計してみたい。
そう考え、移転を決めました。
コロナ禍と転機
移転当初、町のWEBプロモーションは東京より数年遅れている印象でした。
紙媒体がまだまだ強い。
しかし2020年コロナ禍で状況は一変します。
「Webに注力しないとまずい。」
相談は急増し結果としてコロナ初期はむしろ業績が伸びました。
その頃、事業再構築補助金という制度が始まり、そして本社の目の前にある今のブルワリー建物と出会います。
老後の夢だったビールのある暮らしが急に現実味を帯びました。
なぜビールだったのか
珈琲という選択肢もありました。
けれど、会社設立当初から支えてくれているエンジニアの松井くんも、西湖移転後に撮影などを手伝ってくれていたヤッコも大のビール好き。
そして何よりビール事業は初期投資が大きく参入障壁が高い。簡単ではないからこそやる価値がある。そう思いビール事業に踏み切りました。
2度の不採択と銀行担当の一言
補助金は簡単ではありませんでした。
1回目、不採択。
2回目も、不採択。
正直、諦めかけました…
そのとき融資を相談していたつるしんの担当者に率直に聞きました。
「補助金なしでは、融資は100%無理ですか。」
希望額は当時の年商をはるかに上回る規模。答えは、ほぼ無理に近い、でした。
けれど、その方はこう続けました。
「醸造技術を学ぶ。OEMでビールをつくってテストマーケティングをする。実績を積めば、100%無理ということはない。」
もしその一言がなければ、計画は諦めていたか、ホームブルーイング規模で終わっていたかもしれません。
そのアドバイスをもとに行動を重ね、事業計画を練り直し3度目の挑戦へ。
そして補助金は採択。
融資も決まりました。
2024年醸造開始
ゴミだらけだった古民家を片付け改装し、設備を搬入し、地域の仲間たちに支えられながら準備を進め、2024年AIM Brew LAB.がスタートしました。
デザイン会社として始まったエイムは、自らブランドを“醸す”会社になりました。
Webで伝え、ビールで集まり、自然でつながる。
点だった事業が線になり、面になり、それが今のAIM LAB. groupです。
グループ設立の経緯
ビール事業が動き出した頃、私たちはあることに気づきました。
Web制作、撮影、ブランディング。
クラフトビール醸造。
アウトドア体験。
地域メディア運営。
それぞれ別の事業のようでいて、実はすべて「地域の価値をつくり、伝え、人をつなぐ」活動でした。
株式会社エイムは2015年の設立以来、WEBサイト制作やデザイン、撮影などのクリエイティブ事業を軸に展開してきました。
そして2024年、AIM Brew LAB.を開設。
“伝える側”だった会社が、自ら“つくる側”へと踏み出しました。


一方、株式会社ROBROYは富士五湖をフィールドに、カヤックやクラフト体験を通じて教育旅行やアウトドアアクティビティを展開。
自然の中で人と人をつなぐ活動を続けてきました。
さらに、地域情報サイト「富士河口湖.fun」の運営、まちづくりワークショップや移住促進活動など、富士北麓エリアに根ざした取り組みも広がっています。
こうして振り返ると、私たちがやってきたことは一貫していました。
つくる。
つながる。
ひろがる。
この3つの循環です。
それぞれの事業を“個別の挑戦”として続けるのではなく、ひとつの思想で束ね直し、相乗効果を高める。
そうして2025年、第10期という節目に株式会社エイムと株式会社ROBROYを母体とするAIM LAB. groupが誕生しました。
私たちは制作会社でも、ブルワリーでも、アウトドア会社でもあります。
そして何より、地域創造に挑戦するグループです。
なぜ「LAB.(ラボ)」なのか
私たち AIM LAB. group は、それぞれの事業を「完成されたサービス」ではなく、実験と改善を繰り返す場=LAB.(ラボ)として捉えています。
地域で暮らし、働き、訪れる人と関わるなかで
やってみて、考えて、また試す
その積み重ねがA 明日を、I 今より、M もっと良くすることにつながると考えています。
だから私たちは事業を「部門」ではなく「LAB.」と呼んでいます。
Promotion LAB.(プロモーション ラボ)

伝えることを
実験する
これは西村が個人事業主の時代から続けている株式会社エイムの核となる事業で、WEBサイト制作、システム開発、グラフィックデザイン、撮影などを通じて地域や企業の魅力を発信するクリエイティブ部門。宿泊施設のプロモーションや運営サポートも担い、観光集客にも寄与するラボ。最近ではすっかりレアキャラですが松井さんがIT部門の大黒柱として支えてくれてます。
Brew LAB.(ブリュー ラボ)
つくることから
場をひらく
2024年に株式会社エイムが新規事業としてスタートさせたビール部門。富士河口湖町西湖の古民家を改装した醸造所兼カフェで、クラフトビールの製造と“くつろげる場”づくりを行う飲食・製造部門。ご意見番のヤッコが大黒柱として支えてくれてます。

Nature LAB.(ネイチャー ラボ)

自然と向き合い
体験を編む
富士五湖を舞台に、個人向けガイドツアー(カヌー・SUP)や、団体・学校向け自然体験(カヌー体験・クラフト体験など)を展開するアウトドア・アクティビティ部門。株式会社ROBROYのメイン事業です。
Community LAB.(コミュニティ ラボ)
地域との関係を
育て続ける
まちづくりワークショップや移住促進活動、地域イベントなどを通じて、住民や移住者のつながりを育む地域活動部門。
これまで西村が個人で参加していたボランティア活動に会社として参加することでより相乗効果をはかります。
メンバーについて
AIM LAB. group は、それぞれ異なる専門性を持つ少人数のチームで活動しています。
- ビールを、そして交流の場を造る人
- 自然の中で体験をつくる人
- 伝えるためのデザインや映像を考える人
- 仕組みをつくり、支えるエンジニア
一人ひとりの関わり方や視点が重なり合い、現在のAIM LAB. group の活動が成り立っています。
それぞれのLAB.で活動するメンバーや、日々どのような役割を担っているのかをメンバー紹介ページでご紹介しています。

AIM LAB. group はそれぞれのLAB.が独立しながらも相互に影響し合い学び合うことで
地域とともに進化し続けるチームです。
「AIM」という名前には、
A=明日を、I=今より、M=もっと良く
という想いを込めています。
目の前の仕事や暮らし、そして地域の未来を、少しずつでも前に進めていきたい。
その考え方が、私たちのすべての活動の根底にあります。
Webサイト制作やデザイン、写真・映像を通じて地域の魅力を伝える《Promotion LAB.》。
富士山の伏流水を使い、クラフトビールの醸造とタップルームの運営、さらにはイベント出店まで行う《Brew LAB.》。
西湖・河口湖エリアをフィールドに、カヤックやSUPなどの自然体験を提供する《Nature LAB.》。
そして、まちづくりや地域との関係づくりを大切にする《Community LAB.》。
それぞれの事業は独立しながらも、「つくる」「伝える」「体験する」「つながる」という視点でゆるやかに結びつき、地域を訪れる人、暮らす人、関わる人たちにとって富士山麓での時間がより豊かになることを目指しています。
近年は、外国人観光客向けの体験提案や、タクシー・ハイヤー会社との連携、移動式タップトレーラーによるイベント出店など、地域の外ともつながる取り組みも広がってきました。
一つひとつの事業は、実験のような挑戦の連続です。
その積み重ねを通じて、
明日を、今より、もっと良く。
そんな未来を、地域とともに描いています。