河口湖に誕生した、カウンター7席のみ・完全予約制の鉄板焼「月詠」。
長年ホテルの料理長として現場に立ち続けてきたオーナーシェフが退職を機に、新たな挑戦として立ち上げた料理と滞在がひとつになる場所です。
本プロジェクトは、地域のつながりの中から生まれたご縁をきっかけにスタートしました。
クライアント概要
- 事業者名:月詠
- 所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町小立
- 業種:飲食店(鉄板焼)・宿泊業(貸別荘)
- 公式サイト:https://tsukuyomi-fuji.com/
出会いの背景
月詠の建物は西村が Community LAB. の取り組みの一環として関わってきた、
- 富士山暮らし応援隊
- まちづくりワークショップ
- まちフェス実行委員会
といった地域活動の中でお世話になっているDEGUさんが手掛けた建物でした。
そのご縁から、「この場所を立ち上げるならエイムと一緒にやるといい」と繋いでいただいたことが、今回のプロジェクトの始まりです。
エイムにとっても単なる制作案件ではなく、地域の中で積み重ねてきた関係性が形になったプロジェクトでした。
課題と背景
月詠はいわゆる「高級鉄板焼」や「観光向け宿泊施設」とは異なり、
- 大きく売り込まない
- 数を追わない
- 静かな時間を大切にする
という、明確な思想を持った場所です。
一方で、WEBサイトとしては
- 初めて訪れる方にもきちんと伝わること
- 検索から辿り着けること
- 予約につながること
も同時に求められていました。
世界観と実用性をどう両立させるか。そこが最大の課題でした。
企画・設計のポイント

エイムでは「説明するサイト」ではなく夜への入口となるサイトを目指しました。
- トップページは、物語の導入として最小限の言葉で構成
- 下層ページでは、利用シーンや考え方を丁寧に補足
- 鉄板焼と宿泊を並列に見せつつ、主軸は飲食に設定
- SEOやメタ情報は実務として割り切り、本文では品位を優先
コピーは詩的になりすぎず、しかし機能説明にも寄りすぎない、
余白のある言葉を意識しています。
デザインについて
デザインでは、月・夜・炎・静けさといったモチーフを軸に、
- 暗色を基調とした落ち着いたトーン
- 写真が語りすぎないレイアウト
- 文字量を抑えた構成
を採用。
建物そのものが持つ佇まいと、土地の空気感を損なわないことを最優先に設計しています。

制作内容
- WEBサイト企画・構成
- コピーライティング
- デザインディレクション
- 名刺・リーフレットデザイン・印刷手配
- コーディング
- SEO設計(メタ情報含む)
- Instagram運用方針・プロフィール設計


プロジェクトを終えて
月詠は派手なプロモーションを必要としない場所です。
だからこそ、つくり込みすぎず、語りすぎず、本質だけを整えることが重要でした。
地域のつながりから生まれ、地域の中で育っていく場所として、その第一歩となるWEBサイトをエイムが共につくれたことを嬉しく思います。



